今回のテクストには『聖書』への言及も数多くありました。

 2限の時間帯は研究室で相棒のFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボーの研究者ブリュネルの研究書のコピーを一行ずつ音読しては訳していきます。ランボーの『地獄の季節』の中の「地獄の夜」の章を分析した部分を読み進めました。今回のテクストには『聖書』への言及も数多くありました。その都度、『聖書』を開いては文章を確認しました。なかなか勉強になりますね。
 昼休みに学生食堂に出掛けても混雑しているに決まっています。研究室で能率手帳を整理することにしました。授業終了日の7月27日(金)までの授業の予定を全て手帳に書き込みました。授業終了日という「トンネルの出口」が見えてくると「次の講義ものは何をテーマに語ろうか?」という戦略が練りやすくなります。まだ語っていない学生諸君に伝えたいことが見つかりやすくなるのですね。
 ゼミが始まる5限までだいぶ空き時間があります。水曜日に開催された文学部交際交流委員会の議事録をまとめてみました。全てを書き込むCampus Noteに当日のメモも書き記してあります。今日の議事録作りの作業は気分転換にシャープのザウルスを使ってやってみました。
 5限の3年生のゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を読む人のために』を読み進めました。今日は『星の王子さま』というテクストが枠づけられた物語となっていることやフィクションの順序が見事に秩序づけられていることなどを学びました。最後の30分ほどの時間を利用してジャック・プレヴェールの「劣等生」という詩も読んでみました。