糖質制限食との出会いは10年ほども前のことになるでしょうか。

takuzemi2012-06-14

 朝方に朝日新聞に目を通してていたら、「糖質制限食なら続けられる!」と題された記事が目に飛び込んできました。「日本糖尿病学会も5月、糖質制限食を治療法の一つとして初めて認めた」の記述は初耳で驚きました。今まで異端視されてきた糖質制限食が日本糖尿病学会にも正式な治療法の一つとして正式に認定されたというのは私にも衝撃でした。
 私と糖質制限食との出会いはもう10年ほども前のことになるでしょうか。ホテルオークラで開催された釜池豊秋先生の糖質制限食のセミナーに参加したのです。誘ってくれたのはこの企画をプロデュースした友人のI君です。I君と釜池先生はウィンドサーフィンの仲間であると聞きました。このセミナーでは現在糖質制限食普及の波の先頭に立って活躍なさっている京都高雄病院の院長の江部康二先生にもお目に掛かることができました。
 ホテルオークラセミナーでは釜池豊秋先生のレクチャーが始めにありました。それから参加者全員が血糖値を測定しました。その後はフルコースの食事会です。手違いがあって、パンを食卓に出してしまったシェフが釜池先生から一喝されて縮み上がるというハプニングもありました。確か人工甘味料で味付けしたデザートも付いたように記憶しています。コーヒーをいただいて一休みしてから、再び全員で血糖値の測定となりました。食事前に測定した値から少しも上がっていません。驚きました。こうして私も糖質制限食のエヴァンジェリストとなったのです。