2限は相棒のFさんとの「ランボー読書会」が待っています。

takuzemi2012-06-15

 その日暮らしと言うんでしょうか。余裕というものが全くないような毎日を送っているような気がすることがあります。広辞苑で引くと「その日暮らし」の定義は?その日その日の収入で毎日をやっと暮らすこと。経済的に余裕のない生活。?予定も計画もなしに一日一日を過ごしてしまうこと。・・・となっています。私のその日暮らしはちょっと違います。朝の日次レビューも欠かさず実行しています。一日のTODOも毎日紙に書き出しています。処理した案件は二本の横線で消していきます。それでも明日や明後日やその先のことが明確には見えてこないのですね。不確定要素が山積みになっている毎日です。
 荷物を点検してバックパックに詰め込みました。武蔵野線東武線を乗り継いで大学に移動しました。2限は相棒のFさんとの「ランボー読書会」が待っています。今日もランボー研究家ブリュネルさんのテクストをコピーして読み進めました。ランボーの『地獄の季節』の中の「地獄の夜」と題された部分にブリュネルが付けた詳細な注釈を読み進めていくのです。もちろんランボーの原文や訳文も参照しながらの作業です。「ああ! わが城、わがザクセン、わが柳の木立、いくたびか迎えた夕暮れと朝と、夜と昼と・・・いやはや、疲れ果てた!」のあたりで私も相棒も色々の思いに囚われました。ザクセンザクセン陶器から来ているようです。『椿姫』のマルグリット・ゴーチエに関しては相棒のFさんから詳しいレクチャーをしていただきました。何とも楽しい90分間でした。