授業が終わった時には「お疲れさま」と声を掛けておきました。

takuzemi2012-06-22

 朝は9時40分に家を出て、埼玉県立蕨高等学校への移動を開始しました。武蔵浦和の駅に行ってみたら、武蔵野線の電車が大幅に遅れていて少々気を揉みました。幸い40分遅れの電車が3分ほどでやってきて胸をなで下ろしました。南浦和京浜東北線に乗り換えて、蕨で下車しました。浦和駅西口行きのバスに乗り、北町4丁目のバス停で降りると、蕨高校はすぐに見つかりました。実習生のYさんの教案をいただいて点検しました。Yさんは漢文の授業を担当する予定です。
 10時40分には2年3組の教室に移動しました。指導教諭のS先生に挨拶しました。やがてチャイムが鳴って第3限が始まりました。導入部は前回までの授業の内容を確認する復習の時間です。それから本文を一斉に音読しました。正確に音読できていない部分のチェックの作業も入ります。それから生徒たちを指名して、音読をさせ、訳文も作らせます。生徒たちは予習を済ませてきているらしく、かなりの理解度である印象を受けました。
 Yさんの授業は『司記』の内容のドラマ性を鮮明に浮かび上がらせることを狙っていました。登場人物たちの性格を生徒たちに理解させるためのヒントも沢山付け加えていたのに好感が持てました。本人はかなり緊張していた様子です。無事に授業が終わった時には「お疲れさま」と声を掛けておきました。帰路はバスで武蔵浦和駅近くの大里まで出て帰宅しました。