早めに大学に移動して、一仕事を片付けてやろうと思い立ちました。

takuzemi2012-06-26

 梅雨の合間の青空が広がりました。何ともすがすがしい朝です。早めに大学に移動して、一仕事を片付けてやろうと思い立ちました。午後からの授業なんですが、8時55分には荷物を背負って駅に移動しました。9時40分には大学に着いて、まずは学科の雑務を少々片付けました。
 今日の演劇論はフランス演劇について語ることになっています。残り4回の講義で何を語ろうかと作戦を練りました。ユゴーの『エルナニ』、ワイルドの『サロメ』、シェイクスピア作品と映画、そして寺山修司の演劇と続けてみる計画を立てました。週間朝日百科「世界の文学」からハンドアウト用のコピーも取っておきました。
 4限の4年生のゼミで使う輪読用の教材をコピーしておきました。今回も石原千秋先生の『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)を利用させていただきました。出題文は岸田秀の「子どもの発見」についての文章です。なかなか分かりやすい教材だと言えそうです。
 早めに学生食堂で昼食を済ませました。昼休みには研究室で木曜日の文学で漱石の『道草』をどう語ろうかと考えました。やはり登場人物の人となりを分かりやすく解説することと粗筋を分かりやすく解説することが一番でしょう。ハイデッガーが「不気味なもの」と呼んだ感覚に主人公の健三が取り付かれていることが語れれば良いかなとも考えました。テキストからの引用を読み上げるなどの工夫も必要そうです。