エルナニは17歳の若い女性ドニャ・ソルと愛し合っています。

takuzemi2012-07-01

 日曜日の朝は寝坊を楽しみました。朝の8時近くになって起きてから読書に取り掛かりました。ユゴー作・稲垣直樹訳『エルナニ』(岩波文庫)です。16世紀のスペインが舞台です。主人公のエルナニは元貴族の身分を隠し、山賊に身をやつして、父の復讐のために国王ドン・カルロスの命を狙っています。エルナニは17歳の若い女性ドニャ・ソルと愛し合っています。ところが国王ドン・カルロスやドニャ・ソルの叔父の老侯爵ドン・リュイ・ゴメスまでもが彼女に恋心を抱いて付きまとってくるのです。第3幕に出てくる「私は突き進む力そのものです!」(Je suis une force qui va !)はロマン派的想像力の典型的な表現として有名だと注にありました。訳者の稲垣先生の解説も実に面白いものでした。
 居間のカレンダーを一枚破り取って7月のカレンダーになりました。色々と予定を記入したいのですが、まだまだ確定していない部分が多いようです。少しずつ不確定要素を減らしていくことですね。慌てずに今週一杯ぐらい掛けて7月の予定を確定させていくことにしました。
 Safariを起動して「エルナニ」や「ロマン主義」について少々調べてみました。面白そうなデータはSafariプラグインのPocketにセーブしておきます。自動的にiPad 2に同期されるので便利ですね。「エルナニ」については粗筋を上手にまとめてあるサイトが有りました。URLを明記してテキストファイルのデータとしてセーブしておきました。プリントアウトして授業に持って行くことも考えています。