従兄弟の憲ちゃんと二人でその森の中で迷子になったことがあります。

takuzemi2012-07-22

 朝寝坊を楽しみました。8時過ぎに起きてきて新聞をゆっくりと読みました。とりわけ書評欄と投書欄とは週末には時間を掛けて読むことを心掛けています。書評欄には四国でのお遍路の体験をマンガにした本があると紹介されていました。ちょっぴり読んでみたくなりました。
 近所に2カ所あるスーパーマーケットではいずれもが9時開店となっています。家人から頼まれて卵やジャムなどを買いに行きました。レジに並んだら、私の前の主婦らしい方も卵とジャムを買っているので可笑しくなりました。どちらも早朝のタイムサービスの商品なのです。
 狭山台団地の土地の造成が始まるずっと以前のことでした。後に団地になるはずの一帯には森が広がっていたのです。従兄弟の憲ちゃんと二人でその森の中で迷子になったことがあります。キノコ採りでキノコが採れると夢中になってしまうのですね。ついつい面白くて帰りの道のことなど忘れてしまいます。気が付いた頃には道が分からなくなってしまうのです。私も憲ちゃんも次第に高まってくる不安に打ちのめされてしまいました。何しろ進めど進めど森が終わらないのですから。何時間も歩き続けてやっと森の外へ出ることができました。そこは二人が住んでいた入間川町ではなくて隣町の入曽町だったことを記憶しています。けれども入曽町から入間川町へとどうやって帰ったのかが全く思い出せないんですね。電車に乗って一駅ですから、お金を持っていたら電車に乗ったはずなんですが。・・・