暑いのですが別所沼まで散歩に出掛けることにしました。

 午後の1時半を過ぎてから、やっと勉強を始める気分になりました。アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を精読する作業です。昨日までに第2部と第3部は読んでしまいました。今日は冒頭に戻って第1部を再読しています。相変わらず赤ペンで書き込みを入れ、付箋紙を立てておくという単純作業です。
 一時間ほどの作業で『ブランシュまたは忘却』の第1部をざっと読み直すことができました。論文に引用できそうな文章にも傍線を引き付箋紙も立てました。明日からは少々作戦を変えて論文の構造を考えねばなりません。手書きのノートを読み直して戦略を立て直す必要がありそうです。
 午後になって外に出てみたら猛烈な暑さでした。駅前広場にかんかん照りの太陽が照りつけています。エスカレーターでペデストリアンデッキに上がり、やっとのことで駅前の須原屋書店に辿り着きました。茂木健一郎さんの『挑戦する脳』(集英社新書)を買い求めて早々に帰宅しました。
 夕方には勉強をするというモチベーションがすっかり低下してしまいました。暑いのですが別所沼まで散歩に出掛けることにしました。花と緑の散歩道に歩み入っても、33度近くの気温があるでしょうか。西日が差し込んでいて涼しくありません。それでも別所沼公園に入るとトリムコースはひんやりとしています。夕方のメタセコイアの森に差し込む陽光が光と影のコントラストを生み出していました。