研究室で西加奈子さんの『ふくわらい』を読んで時間を過ごしました。

 正午に家を出ました。大学でデータ整理の仕事が待っています。それにしても外は猛烈な暑さですね。北越谷の駅のコンビニで水を買ってから大学に向かいました。総務課に寄ってデータをいただくつもりでした。職員のMさんがもう一つ作業を片付けねばならないとのことです。研究室でしばらく待機することにしました。
 研究室で西加奈子さんの『ふくわらい』(朝日新聞出版)を読んで時間を過ごしました。不思議な小説ですね。ふくわらいを大好きな鳴木戸定(なるきどさだ)が「人の肉を食べた少女」として世間から騒がれた後で編集者として成長していく話しのようです。まだ結末がまったく予想できません。定の名前は父親がマルキ・ド・サドにちなんで付けたものとされています。
 総務課から内線電話が掛かってきました。さっそくデータを取りに行きました。一室に閉じ籠もってデータの点検の作業に取り掛かりました。1時間半ほど頑張って何とか作業を片付けました。少々疲れましたね。
 『ふくわらい』を帰路の車中で読もうと思い、バックパックに詰めずに片手で持つつもりでした。ところが、傘やデジタルカメラなど持つべきものが他にもあります。北越谷の駅に着いたところで『ふくわらい』を研究室に置いてきたことに気付きました。後半の流れが気に掛かります。新越谷の旭屋書店でもう一冊買って帰ることにしました。