頭がもう一つ冴えてくれないのが困りものです。

takuzemi2012-08-28

 午前中はゆっくりとアラゴンの『ブランシュまたは忘却』の勉強を進めました。手書きのノートをデジタル化したり、『ブランシュまたは忘却』のテクストを読み直したりの作業です。猛暑の連続のおかげで疲れが溜まっているような気がします。頭がもう一つ冴えてくれないのが困りものです。
 越谷市民フォーラムで『星の王子さま』の「言葉の力」をテーマに話すことになっています。その時の配布資料を用意しなければなりません。これがなかなか2ページに収まらなくて困ります。プリントアウトした原稿を赤ペンで抹消する作業を繰り返しています。
 午後の3時前に何とか越谷市民フォーラム用のハンドアウトを完成させました。誤変換もチェックしました。「主人公の変身の場面」が「主人公の返信の場面」になっていたりします。これも赤ペンでチェックして修正しておきました。
 今朝の朝刊にはショッキングな見出しの記事が並んでいました。先ずは若者たちの就職の話題です。「今春大卒就職率63.9% 進路未定・非正規2割超」というものです。その下には「4年制私大、56%定員割れ」との見出しも並んでいました。右下がりの時代なのだという実感があります。
 夜は息子や家人と一緒にテレビを見て楽しみました。「開運、何でも鑑定団」です。マイセンの陶器を買い溜めた男性などが次々と出演します。出演者の設定した値段と鑑定の結果とのギャップが大きい場合には歓声が上がります。これも「欲」なんでしょうか。