しばらく「千分の一秒の放心」の時間を持つことにしましょう。

 今日も余り頑張らずに一日を送りました。午前中にはテレビの報道番組を見たり、新聞にじっくりと目を通したりしました。それから秋学期のフランス語のテクスト「モン・プチポワソン」を開いて授業計画を練りました。部分冠詞を説明する時には黒板にマンガを描いて語るのが常です。マンガの練習もしておいた方が良いのかも知れません。
 9月の学科会議のための資料も作成しました。先生方から出していただいた議題をずらりと並べただけの状態です。明日は議題に優先順位を付けて、少々手直しをしなければと考えています。ともあれ今日は基本的な部分が固められたのでラッキーでした。
 宮下規久朗著『食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む』(光文社新書)も少々読みました。食という切り口から西洋絵画を読み解くという視点が新鮮です。美術史についての知識をいつかは貯えて、学生諸君に語れるようになりたいという夢を抱いている私です。
 「ヨーロッパの文学」のために作ったパワーポイントのスライドも点検しておきました。第1回の講義ではラブレーについて語る予定です。関連するスライドを3本ほど点検しておきました。・・・夕方にはベランダからの風が心地好い涼しさで吹き抜けていきます。しばらく「千分の一秒の放心」の時間を持つことにしましょう。