中生のビールをいただいて、30分ほど芒洋とするのが習慣です。

 昼休みには研究室で4限のゼミで読む予定の資料を読み直しておきました。上野千鶴子さんの「「見せる私」から「見られる私」へ−インテリアの社会学」と題された文章を石原千秋先生が読解している文章です。赤ペンでキーワードをチェックしながら一時間ほど掛けてゆっくりと読んでみました。
 3限の時間帯は『星の王子さま』を読みました。第1章の冒頭の部分をゆっくりと読み進めています。今日は受講生は2名となりました。複合過去と半過去との違いを説明しました。時にはavoirの現在形の復習も交えねばなりません。最後にモネの絵画を紹介するDVDを見て授業を終えました。
 4限の4年のゼミには4名の学生諸君が集まりました。上野千鶴子さんの文章を読んでみました。上野さんの文章も実に面白いものですが、解説している石原千秋さんのまとめ方が実に手際が良い。楽しいゼミになりました。次回からは具体的な卒論指導にも着手することにしました。全員、卒論を持ってくるようにと伝えておきました。
 帰路は武蔵浦和に帰り着いてから、駅ビル2階のRainbow Cafeに立ち寄りました。中生のビールをいただいて、30分ほど芒洋とするのが習慣です。今日も一日何とか無事に終わったなと嬉しくなりました。ボードレールの断章集の中に出てきた「意識の集中と拡散、それが全てだ」という言葉をふと思い出しました。