書店に入り「文學界」11月号を買い求めて帰宅しました。

takuzemi2012-10-07

 朝は地下の貯蔵室までごみを捨てに行き、1階のホールで新聞を取って帰るのが日課です。日曜日の新聞は読書欄をゆっくりとチェックするのが習慣です。南伸坊さんの『本人伝説』(文藝春秋)の解説を読んで少しばかり怖くなりました。「松田聖子」に扮した南伸坊さんの写真のあごの形に見入ってしまいました。
 朝の9時過ぎには傘を持って駅ビルまで散歩に行きました。駅ビルMAREの遊歩道に並ぶ店々はまだシャッターを降ろしています。行きつけのRainbow Cafeをぐるりと回って元来た道を引き返しました。今度は反対方向の駅ビルの遊歩道をぐるりと歩きます。普段見慣れているはずの駅ビルが訪れる時間を変えるだけで異界のように感じられるのです。不思議な感覚でした。
 10時過ぎに駅前の須原屋書店まで出掛けようと思って家を出たら強い雨が降っていました。ペデストリアンデッキを抜けて書店に入り「文學界」11月号を買い求めて帰宅しました。穂村弘川上弘美角田光代の座談会「短歌のことば、小説のことば」が面白そうです。もう一つの狙い目は佐々木中の短編「夜を吸って夜より昏い」です。雨の連休にぴったりの読書の時間が持てそうです。
 昼過ぎに娘がひょっこり遊びに来ました。昼食がまだとのことで、家人とピザを食べに行きました。昼食を済ませてしまった私は独りで淋しく留守番ということになりました。