佐々木中さんの『九夏前夜』(河出書房新社)を読了しました。

 休日の朝に高層ビル周辺のペデストリアン・デッキを散歩するという行動パターンを発見しました。今朝も商店街が開店する前の時間帯を散歩の時間に当てました。お店の品書きを立ち止まって熟読したり、気が付かなかった場所に石臼ひきの蕎麦屋を発見したりという楽しみがあります。30分ほども駅の周辺を歩き回って帰宅しました。
 水道の蛇口が水漏れすると家人が言います。近くのVIVA HOMEまで代替品を見に行くことにしました。色々と物色したのですが、気に入ったものが見当たりません。修理屋さんにお願いするという選択肢もありそうです。家人と二人でスーパーに回って、食品を見繕って帰宅しました。
 帰宅してから遅まきながら、今日のTODOを紙に書き出しました。すでに済ませてしまった毎日のノルマも書き出して、改めて二重線で一つずつ抹消していきます。こうすると何となく達成感が感じられるような気がします。同僚の先生に送信するメールもTODOの一つとして書き込んでおきました。
 佐々木中さんの『九夏前夜』(河出書房新社)を読了しました。何も仕事をしていないように思える30男が夏に海の近くにある、道楽で祖父が買った別荘に住み着くという話しです。男が過去を回想する場面が独特の身体感覚で切り取られています。何とも不思議な文体で語られる物語です。この文体には依存症になりそうな怖さがあります。(写真は学生食堂2階で開催されたホームカミングデイの懇親会のもようです。大勢の卒業生が集まってくれました。)