1時からのフランス語6では『星の王子さま』を読み進めました。

 昼休みにはキャンパスから学生諸君たちが歌う歌声が聞こえてきます。ミニコンサートをやっているのでしょう。デジタルカメラを持ってスナップを撮るためにキャンパスまで降りてみました。中庭には大勢の学生諸君も集まっています。歌っているのは6、7人の学生諸君です。私の知らない歌ばかりでしたが、ハーモニーはなかなかの美しさでした。
 午後の1時からのフランス語6では『星の王子さま』を読み進めました。小惑星バオバブの樹が生えたらという話の続きです。悪の萌芽と善の萌芽という二項対立が深い倫理性のもとに語られています。「ラディッシュやバラの茎なら、のびるがままにしておいてかまわない。でもそれが悪い植物なら見つけしだいに引っこ抜かなければならない。」(野崎歓訳)
 午後の2時40分からの4年生のゼミでは石原千秋先生の本から選んだテキストを輪読しました。出典は西垣通の「携帯電話考」です。携帯電話によって人と人との繋がり方が変化してきたことが良く理解される文章でした。
 放課後の研究室に3名ほどの学生諸君がやって来ました。多文化理解コースを希望する学生諸君です。コースの概略をお話しして、小論文の課題も出しておきました。夕方には文教サービスに移動して4年生の卒論を挟み込むための「製本工房」を注文しておきました。(写真は昼休みのキャンパスの風景です。コーラスグループの周りに学生諸君か集まっています。)