いやあ、アナログは疲れが取れるなあ・・・と思ってしまいます。

takuzemi2012-10-18

 昨日は紙と戯れた一日でした。A4の紙を二つ折りにして、左側に午前中のTODOを、右側に午後のTODOを書き出しました。ブログの種も自家製の下敷きの上にA4の紙を乗せて、手書きで書き記すという方法です。講義録の種も同じようにして書いています。いやあ、アナログは疲れが取れるなあ・・・と思ってしまいます。
 身の回りの紙媒体を数え上げてみると、カレンダー、メモ帳、ノート、能率手帳などが挙がります。この頃、余り作っていないマインドマップもアナログの紙媒体です。デジタルにはない手触りのようなものが紙媒体にはあるのですね。書物だってそうでしょう。佐々木中さんの本のことをWebで調べてみると「装幀が良いから買ってしまった」という記述が数知れません。でも、それは佐々木中さんの文章を貶めることにはなりませんよね。
 B6の京大カードと呼ばれているカードを最初に作ったのは文化人類学者の梅棹忠夫先生でした。私も若い頃は毎日、研究のためのカードを作成したものでした。カードボックスから分厚いカードを取り出して、カードを何度も眺めて過ごしたものでした。「絶えず繰ってみること」が大切だと教えられていました。常住坐臥にデータに当たることが求められているのでしょう。文学研究もテクストからの抜き書きを京大カードに手書きで書き記していた頃のことが懐かしく思い出されます。