今朝は夏休みに書いた論文の種を読み直してみました。

 今朝は夏休みに書いた論文の種を読み直してみました。「アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を再読する」と題されたものです。出来が良くないので紀要への投稿を断念したものです。量的にはA4で30ページ以上もあります。5カ月ほど掛けて手直しをしようと思っています。今日は最初の5ページほどを読み直して、赤ペンで書き込みを行っておきました。
 午後の1時からの「ヨーロッパの文学」は盛り沢山な内容の授業となってしまいました。先ずは人間科学部の院生のN君のアンケートに協力してもらいました。アンケートが終わってからラシーヌモリエールという対照的な二人の劇作家の話しをしました。ラシーヌ定型詩を説明するためにフランソワ・コペの「鳥たちの死」を少しだけ読んでみました。最後にブノワ・マジメル主演の『王は踊る』を20分ほど見て授業を終えました。
 放課後にはHさんが研究室にやって来ました。進路とコース選択に悩んでいると言います。英語教員を目指して勉強してきたのですが、この頃は自分に向いていないように感じられると言います。Hさんはこの4月から独り暮らしを始めたと言います。そうした環境の変化が何か影響しているのかも知れません。Hさんが帰ってから、N君がやって来ました。多文化理解コースのゼミを希望する学生です。私のゼミの様子を話してから、小論文の課題を出しておきました。(画像を新しいものにしたのですが、昨日の画像と同じものになってしまいます。困りました。今日はこのままでブログを完了します。)