相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2012-10-26

 金曜日ともなると、さすがに一週間の疲れが溜まってくるようです。朝はいつもより一本遅い武蔵浦和駅発7時48分の電車に乗ることにしました。車中では半分は居眠りという体たらくです。大学に着いて教科書を点検しました。今日は練習問題を考えるのに時間を割く必要がありそうです。副教材やテープなども点検しておきました。
 1限のフランス語2の授業は第18章の復習から始めました。動詞voirとcroireの活用を確認してから、中性代名詞en, y, leの用法を学び直しました。次には残った練習問題に取り掛かりました。学生諸君を指名して、黒板に解答を板書してもらいました。かなりの時美術館の間を練習問題に費やしてしまいました。最後にモネ美術館の愛称を持つマルモッタン美術館のビデオを見て授業終えました。
 2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボー研究者ブリュネルのテクストを読み進めていきました。なかなか下調べをする時間が取れません。その場で電子辞書を引きながら考えるという方式です。今日はそれでもなかなか順調に読書会は進みました。実に充実した90分間でした。
 昼休みには多文化理解コースのゼミを希望している学生諸君が数名研究室にやって来ました。ゼミの概略を説明して、小論文を書いてくるように言っておきました。先にやって来た諸君の中には小論文を書いて持ってきた者もいます。オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』に付いて書いてきたNさんの小論文とポーランド出身のユダヤ人作家アイザック・シンガーに付いて書いてきたTさんの論文は秀逸でした。