「ヨーロッパの文学」ではヴィクトール・ユゴーに付いて話しました。

 昼休みには助手のMさんに来週の講義物のハンドアウト2点の印刷をお願いしておきました。それから725教室に移動して「ヨーロッパの文学」のハンドアウトと出席票をセットしておきました。今日は教材提示機やビデオ鑑賞も予定しています。大きな階段教室をぐるりと回って暗幕を閉めておきました。
 午後の1時からの「ヨーロッパの文学」ではヴィクトール・ユゴーに付いて話しました。『エルナニ』、『ノートルダム・ド・パリ』、『レ・ミゼラブル』の順番に粗筋を紹介しました。グロテスクの美学や中世の再発見といったロマン派の美学に付いても語りました。スクリーンに週刊朝日百科「世界の文学」のグラビアページを映写しながら授業を進めていたのですが、なぜか突然に提示機が写らなくなって困りました。最後にジェラール・ドパルデュー主演の『レ・ミゼラブル』のビデオを少々見て授業を終えました。
 放課後には人間科学部のT君が研究室にやって来ました。シンガポールの大学院への進学を希望している学生です。大学院受験に当たっては推薦状が有った方が良かろうということで私のところに相談に来たのです。すでにT君からは在学中の活動や大学院への志望動機などのデータを送ってもらっています。来週も打ち合わせに来てくれるということですので、良く対話を積み重ねて作業をしようと思っています。明日の教材と副教材のコピーを済ませて、今日の仕事は終わりとなりました。