3限のフランス語6では『星の王子さま』を読みました。

 2限の時間帯は空き時間です。3限のテキストのコピー、4限の教材のコピーなどを済ませておきました。4限の方は7ページほどもあります。一枚ずつ重ね合わせてホッチキスで止めておきました。石原千秋先生の『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)からの問題です。出典は岸田秀氏の「子どもの発見」をテーマにした文章です。昼休みに一読しておきました。なかなかの良門です。
 3限のフランス語6では『星の王子さま』を読みました。うぬぼれ屋の惑星を王子が訪れたエピソードから読み始めました。次の酔っぱらいの惑星のエピソードも読み上げて、ビジネスマンの惑星のエピソードの途中で切り上げました。サンテグジュペリの原文はメタファーが多用されていて磨き上げられていると感じられます。こちらのクラスでもベラスケスの絵画を紹介するDVDを見て授業を終えました。
 4限のゼミでは岸田秀氏の「子どもの発見」をテーマにした入試問題を読みました。問題文全体が脱構築批評となっています。問題文の後に石原千秋先生の解説が付け加えられています。「脱構築批評はあくまで「近代」批判のための批評であって、何かを作るための批評ではないのだ」の一行は的確な説明でした。
 新越谷のVARIEで旭屋書店を覗いてみました。残念ながら手塚治虫の『ブッダ』は見当たりませんでした。週末に古本屋で探してみた方が良いのかも知れません。悩ましいところです。