「芸術新潮」の特集「初めて観る能」を読んで楽しみました。

 昨夜は「芸術新潮」12月号・特集「初めて観る能」を読んで楽しみました。梅原猛氏と観世清和氏の対談や内田樹氏と安田登氏の対談が面白かったですね。安田昇氏は『異界を旅する能 ワキという存在』(ちくま文庫)という本を出版しています。私も読んだことがあり、大変に面白く感じました。文庫本を引っ張りだしてみたら、あちらこちらにページの端が折ってあります。これは楽しい読書だった記憶があります。近藤ようこさんのマンガ(横山太郎氏監修)の「能楽堂へ行こう」も面白い企画でした。能という芸術が分かりやすく描かれていました。紙面を飾る能面などのグラビアページも美しいものでした。
 午後になって駅前の須原屋書店に出掛けてみたら激しい雨が降っていました。傘の上で雨粒が音を立てています。このところ糖質制限食との取り組みが真摯さを欠いているように自覚しています。そこで医学書のコーナーで江部康二先生の本などを少々立ち読みしてみました。何とか昼食で糖質制限食を復活させたいと願っています。・・・最後にNHKテレビテキスト100分de名著『星の王子さま』を買って帰りました。
 午後も少々、授業事例報告書を書き足しました。とは言っても『知へのステップ』の章立てをテキストファイル化しただけです。それでも少しずつデータは確実に溜まってきています。コンピュータのデスクトップに「授業事例報告書」と名付けたフォルダーを作っておきました。明日は1限からの授業が待っています。早めに副教材や来週以降に使うハンドアウトを用意しておくつもりです。