「ヨーロッパの文学」ではバルザックについてお話ししました。

 「ヨーロッパの文学」ではバルザックについてお話ししました。膨大な小説群を「人間喜劇」の総題の元にまとめたリアリズムの作家です。先ずは『谷間の百合』のあらすじを説明しました。これはハンドアウトに沿って語りました。主人公の青年フェリックスにはバルザック自身の幼年期の体験が書き込まれていることも解説しました。週刊朝日百科「世界の文学」のグラビアページを教材提示機でスクリーンに映写しながら授業を始めました。ところが途中から提示機の映像が写らなくなってしまいました。大いに困り果てました。最後にDVDの『ゴリオ爺さん』を30分ほど見て授業を終えました。
 明日のフランス語2の副教材とフランス語6の教材のコピーを済ませました。フランス語6ではすでに『星の王子さま』を半分以上も読んでしまいました。なかなか頑張っています。・・・午後の3時過ぎにはシンガポールの大学院への進学を希望している人間科学部のT君が研究室を訪れました。すでにT君の在学中の活動履歴を要約したレジュメも送ってもらっています。その内容を生かして推薦状を書けば良さそうです。
 午後の4時過ぎには帰路に着きました。正門を出ると元荒川の向こうに真っ赤な夕日が沈んでいきます。風が強くなって一段と冷え込みが厳しくなってきました。コートの襟を立てて元荒川沿いの小道を歩きました。・・・帰宅してから自宅の居間でiPad 2を立ち上げてNozbeのInboxを色々と眺めて楽しみました。ザウルスとNozbeとの連携も上手く行っているようです。