オースマンが実行したパリ改造の話しをしました。

 大学に着いてそのまま多文化理解概論の行われる階段教室725教室に直行しました。1限はこの教室は使われていない様子です。今日はビデオの鑑賞が中心となる予定です。暗幕を念入りに閉めておきました。授業開始20分前にはもう一度出直してハンドアウトと出席票をセットしておきました。
 午後の3限の多文化理解概論ではナポレオン三世第二帝政下でセーヌ県知事のオースマンが実行したパリ改造の話しをしました。改造前のパリの住環境がいかにひどいものかを少々誇張して話しました。今日はメインの部分はビデオ鑑賞です。ナポレオン三世とオースマンが出てくるNHK−BSで録画した番組があるのです。
 昼休みが20分しかありません。研究室で無糖のコーヒーを飲みながら家人が作ってくれた弁当を食べました。午後の12時30分からは文学部運営協議会、午後の1時からは学科会議、そして午後の2時40分からは文学部教授会と会議が続きます。とりわけ教授会は難しい案件があって、その案件だけで2時間ほども議論が続きました。その案件が終わってから5分間の休憩が入りました。後半はかなりスピードアップしたのですが、教授会が終わったのは午後の7時15分過ぎでした。さっさと荷物を片付けて帰路に着いたのですが正門を出ると日もとっぷりと暮れています。帰路の武蔵野線の車中では中文科のU先生とご一緒してお喋りを楽しみました。