「先ずは作品に当たれ」の方針で行ってみようと思うのです。

 ランボー著・宇佐美斉訳『ランボー全詩集』(ちくま文庫)を開いてあちらこちらを拾い読みしました。先週の「ヨーロッパの文学」でボードレールの詩をいくつか朗読したら学生諸君の反応が良かったのです。今週もランボーの詩を紹介するに当たって「先ずは作品に当たれ」の方針で行ってみようと思うのです。『地獄の季節』からなら「悪い血」や「錯乱?」でしょうか。『イリュミナシオン』からなら「大洪水のあと」「労働者たち」「夜明け」あたりが良さそうです。
 午後の2時には南浦和のくろさき歯科に出掛けました。担当の歯科技工士の女医さんが大変に面白い方でお喋りが大好きなのです。私がフランス語の教員だと知っていて、フランス語に付いての質問を連発してきます。患者と医師という関係ではなくて、女性同士の井戸端会議のような感じになってしまうのですね。今日も歯医者さんで大笑いしてしまいました。女医さんに「良いお年を!」と挨拶して帰路に着きました。
 明日からまた一週間の仕事が始まります。明日の1限からの授業が待っています。早起きして家を出なければなりません。1限のフランス語2のイメージトレーニングを済ませておきました。バックパックに詰め込むアイテムも早めに選んでおきました。19日の「多文化理解概論」と20日の「ヨーロッパの文学」の二つの講義もどんな話しをしようかと作戦を練っておきました。(写真はサウスピアの図書館の案内の掲示です。早く開館してもらいたいと思っています。)