ドアを開けてみたら4年ゼミ生のSさんでした。

 昼休みの間に725教室に「ヨーロッパの文学」のハンドアウトと出席票をセットしに行きました。今日もDVDを見る予定があります。そのために教室の暗幕を念入りに閉めておきました。研究室に戻る途中で教育支援課に立ち寄って725教室のコンソールの鍵を借りておきました。3限が始まるまで研究室で一休みしました。
 3限の「ヨーロッパの文学」では『失われた時を求めて』に付いてお話ししました。先ずは「ベル・エポック」と呼ばれた時代の特徴に付いて話しました。それから教材提示機を使って「週刊朝日百科」のグラビアページをスクリーンに映写しながらお話しを進めました。次にハンドアウトに沿ってプルーストの『失われた時を求めて』に付いて学びました。最後に15分ほどアラン・ドロン主演の『スワンの恋』を見てから、10分間ほどレポートに付いての質疑応答に答えました。
 午後の3時ごろになって研究室のドアを叩く人がいました。ドアを開けてみたら4年ゼミ生のSさんでした。私の携帯にメールを送ってきて卒論がなかなか捗らないと言っていたので心配していました。けれども見れば卒論を書き上げて持ってきている様子です。卒論の表紙にする「製本工房」にはまだ収まっていないようです。私も手伝って「製本工房」に卒論をセットしようとするのだが難しい。助手のMさんにも手伝ってもらって何とか完成することができました。・・・帰路は新越谷の旭屋書店に寄り道をしました。先日の国際交流委員会の会議でKさんが手帳に付箋紙を沢山貼り付けているのを見たのです。私も真似をしてみたくなって付箋紙を買い求めて帰路に着きました。