3限のフランス語6では『星の王子さま』を原文で読みました。

 1限のフランス語2では「小さなコント−読解からコミュニケーションへ」を読みました。今日は第4章「試験」の後半の部分です。前回で歴史の口述試験を受けたリセの生徒アントワーヌは今回は英語の口述試験を受けることになります。先生の質問は「『ロメオとジュリエット』の作者は?」です。これにはアントワーヌは「シェークスピアです」と答えて無事にクリアしました。ところが次の質問は「君は『ロメオとジュリエット』を読んだかね?」というものでした。これにアントワーヌは「『ロメオ』は読みましたが、『ジュリエット』はまだ読んでいません」と答えたのです。これでは駄目ですよね。
 2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。ランボー研究者ブリュネルのテクストを拡大コピーを読み進めました。やはり冬休みというブランクがあるとフランス語の力が落ちるような気がします。テクストの後半は抽象度が上がるようでかなり難解に感じられました。
 今日は忙しいので学生食堂には行かずに、家人の手作りのお弁当を研究室でいただきました。ブロッコリーミニトマト、お肉、ゆで卵などのメニューです。美味しくいただきました。
 午後の3限のフランス語6では『星の王子さま』を原文で読みました。キツネが出てくる第21章を全て読み終えました。「心で見なくちゃ、ものはよく見えないんだよ」(野崎歓訳)などの有名な文句が出てくる部分です。9月から読み進めてきて、ずいぶん読んだものだなあと我ながら感心してしまいます。最後に「ロワールの城巡り」のビデオを少々見ておきました。