3限の「ヨーロッパの文学」ではサルトルとカミュの話しをしました。

 早めの食事を済ませて11時過ぎには家を出ました。武蔵野線の車中では座席を確保できたので、息子が置いていったビジネス書を速読で読みました。このところスキミングの技術に慣れてきたような気がします。一冊の主要な部分は南越谷に着くまでに読了してしまいました。新越谷の駅では電車が遅れて寒風の吹くホームで待たされてしいました。北越谷で下車しても大学まで凍結した道が続いています。なかなか移動が大変な今日この頃です。
 3限の「ヨーロッパの文学」ではサルトルカミュの話しをしました。先ずは教材提示機、スクリーン、プロジェクターを利用して週刊朝日百科「世界の文学」のグラビアページを見てもらいました。サルトルカミュの他にもフランソワーズ・サガンナタリー・サロートアラン・ロブ=グリエなどが出てきます。今日も話題は尽きることがありません。山本卓先生の20世紀フランス文学講義という感じで喋り続けてしまいました。最後にルーブル美術館のビデオを少しだけ見ておきました。
 4限の時間帯は人間科学部の研究生のT君が研究室にやって来ました。シンガポールの大学院に進学を希望している学生です。推薦状の件もほとんど片付いたので、今後のやり取りについて少々打合せを済ませておきました。・・・早めに帰路に着きました。武蔵浦和に帰り着いてから駅前の須原屋書店に立ち寄りました。重松宋育著『星の王子さま、禅を語る』(ちくま文庫)が目に留まったので買っておきました。明日はセンター入試の準備で全学休講です。読書の時間も取れそうです。