臆病な人間に適した仕事のやり方があるのだと思うのです。

 午後は学科の雑用を少々片付けました。3月末で退職されるN先生の名誉教授への推薦状を少々手直ししました。また1月23日に迫っている学科会議の作戦も立てました。審議議題を箇条書きにして書き出してみました。これを元にして会議のひな型も作っておきました。まだ多少は変更する時間があります。来週の「ヨーロッパの文学」で使うロブ=グリエの文学講義のパワーポイントのスライドも授業用のUSBメモリーにコピーしておきました。
 私のような臆病な人間に適した仕事のやり方があるのだと思うのです。GTD(Getting Things Done)なども臆病な人間向きの手法ではないでしょうか。この手法の提唱者であるデビッド・アレンさんは「頭の中の気に掛かっていることを全てノートに(あるいはPCに)書き出せ」と言います。そうすれば気に掛かっていることを覚えていなくて済むからと言うのですね。かくして頭の中の心配事も解消するのです。心配事を紙に書き出すという行為は私に取っては一種の治療行為になっているようです。
 1000円で散髪ができるQB−HOUSEに出掛けました。明日のセンター試験の監督をするのに、ぼさぼさの髪では格好が悪かろうと思ったからです。幸い待っている客はさほど多くもありません。10ふんほど待って私の順番が来ました。お店の中ではFMラジオから音楽が流れています。この頃、私は自分から音楽を聴く機会がめっきり減ったと気付きました。スーパーに回って焼酎、ブロッコリー、ほうれん草などを買い求めて帰宅しました。今日は外は冷たい風が吹いています。大変な寒さです。明日のセンター入試が無事に終わるように祈るばかりです。