帰路は南越谷の駅でエスカレーターを駆け上りました。

 「ヨーロッパの文学」が終わってから学科の仕事を少々片付けることにしました。新学期のドイツのデュッセルドルフ大学からやって来る2名の交換留学生の件です。慣れない日本での生活が無事に遅れるように日常生活をバックアップしてくれるチューターを2名ほど探さなければなりません。この文案を考えて過ごしました。出来上がった文案は助手のKさんに印刷と掲示とをお願いしておきました。
 明日のフランス語2とフランス語6の教材を用意しました。準備室のコピー機を借用しての作業です。フランス語2の方は「ペルピニャンの市場」のエピソードを読み終えるつもりでいます。フランス語6の方は残念ながら『星の王子さま』を少しだけ読み残して終わってしまいそうです。それでも頑張って読んできたので、テクストのよこりはほんの少々というところまで読み進めることができました。
 帰路は南越谷の駅でエスカレーターを駆け上りました。府中本町行きの武蔵野線の電車がそこまで来ていたからです。何とか無事に間に合って電車に乗ることができました。おまけに座席も空いていて座ることができました。車中では宮本輝さんと江部康二先生の対談『我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある。』(東洋経済新報社)を読みました。数日前から読み続けている本です。最近は血糖値についても注意深くなっていて、ほとんど毎日夕食後に血糖値を測定しています。宮本さんと江部先生の本を読むのも自分に対するエールと考えても良いでしょう。