相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2013-01-25

 朝は必要最低限の仕事の道具をバックパックに詰め込みました。家人の手作りの糖質制限食のお弁当などです。GTDのためのノートも欠かせません。クリアフォルダーは必要なもののみを厳選して詰め込みました。7時20分には家を出て武蔵浦和駅に向かいました。週末ともなると疲れが溜まってくるのか、駅の階段を登るのが辛く感じられます。幸い武蔵野線の車中では座席を確保することができました。車中では窓外の風景を眺めて茫洋として過ごしてしまいました。
 1限のフランス語2では「小さなコント−読解からコミュニケーションへ」から「ペルピニャンの市場」の後半のエピソードを読みました。市場にロバを買いにいった間抜けな百姓のピエールが帰路にロバの一頭に乗ります。そしてロバを数えてみたら5頭しかいないという笑い話です。自分が上に乗ったロバを数え忘れているという他愛もないお話しです。学生諸君もなかなか楽しんでくれました。来週は試験となります。学生諸君の質問にも少々答えておきました。
 2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。ランボー研究者ブリュネルがランボーの『地獄の季節』を分析したテクストを読み進めていきました。今日は「錯乱?」の部部を分析しているテクストです。ランボーの話者は独り語りの形式を取ることが多いのですが、その中にもう一人の声が「引用される」場合があるとの指摘が新鮮でした。たちまち90分の時間が過ぎてしまいました。