3年ゼミ生の諸君のレポートの採点から取り掛かりました。

takuzemi2013-01-27

 昨日の朝日新聞の夕刊には「長期の糖質ダイエット 危険?」という記事が出ていて驚きました。記事は次のように続きます。<ご飯やパンなどの糖質を控える「糖質制限食(ダイエット)」を5年以上続けると、死亡率が高くなるかもしれないとする解析結果を、国立国際医療センター病院糖尿病・代謝・内分泌科の能登洋医長らが26日、米科学誌プロスワンで発表した。死亡率が高まる理由はよく分かっていない。>とありました。私もすでに5年以上は「糖質制限食」を続けているので、戸惑いは隠せません。
 午前中は3年ゼミ生の諸君のレポートの採点から取り掛かりました。「日本酒について」、「フランス菓子の起源と目的」、「東京ディズニーランドの秘密」、「イギリスの俗信−魔女と呼ばれた人々」、「オリヴァー・トゥイスト」、「社会保障制度」(スェーデンと日本の比較)、「サッカーと文化」、「大岡昇平の『野火』」、『レ・ミゼラブル』、「野球の歴史と人気の秘密」、「神話について」、「騎士道と武士道の比較」、「ヨーロッパのファッションについて」、「音楽の比較」、ディズニーランドのホスピタリティーについて」などと多彩なものになりました。気合が感じられるものは高得点となりました。
 Sさんの「大岡昇平の『野火』について」というレポートが大変に迫力がありました。『野火』を読み直してみたくなりました。駅前の須原屋書店に出掛けたのですが、外に出てみたら風が冷たくて驚きました。幸い大岡昇平の『野火』は新潮文庫ですぐに見つかりました。新藤順丈の『墓頭』(ボズ)も入荷しているのですが、この分厚い本を読了できる自信がありません。またの機会まで待つことにしました。