狭山の冬の厳しさは大変なものでしたね。

takuzemi2013-01-28

 昨夜は家人と二人で「サザエさん」を見ていたら、湯たんぽのエピソードが出てきました。思えば子供たちが小さかった頃は狭山市で暮らしていたのでした。冬場は湯たんぽには随分とお世話になりました。石油ストーブで冬場は暖房していました。ストーブの上に大きなやかんを乗せて湯を沸かしていました。湯たんぽには空気が入らないようにひたひたに湯を注ぐのが結構大変な作業だったのを覚えています。その後、子供たちの夜の暖房は電機あんかに変わりました。湯たんぽに比べると、ずっと簡単な暖房です。けれども、娘が低温火傷をするという事件がありました。そこで、子供たちの夜の暖房を電機毛布に切り換えることにしたのです。狭山の冬の厳しさは大変なものでしたね。それでも、電機毛布のおかげで何とか乗り越えてきたような気がします。
 月曜日の朝は先ずは居間のテーブルの上を片付けました。「ヨーロッパの文学」のレポートを採点するためです。助手のMさんが学科・学年ごとに分類してくれました。先ずは日文科の2年生のレポートに目を通しました。Mさんはカミュの『異邦人』の太陽に着目して分析し説得力のあるレポートに仕上がりました。Kさんは『サラの鍵』というユダヤ人問題をテーマにした映画を紹介してくれました。またもう一人のMさんは「怪盗ルパン」シリーズの中から『ルパン逮捕される』を分析してくれました。語り手であったベルナール・ダンドレジーが実はアルセーヌ・ルパンだったことをガニマール警部が見抜く場面が印象的でした。