午後も3時間ほど新藤順丈の『墓頭』を読み続けました。

 日当たりの良い南向きのベランダから目映いばかりの陽光が射し込んできます。日向にロッキングチェアを移動しました。チェアに座って身体を揺らしながら新藤順丈の『墓頭(ボズ)』を30分ほど読みました。少々リラックスする時間を楽しんでから、授業実践事例報告書の最終チェックに取り掛かりました。愛用のPILOT VCORN(赤)でチェックしてみました。私はミステイクの多い人間です。案の定、1カ所だけ間違いがありました。幸い報告書の最初のページです。1ページ目だけ印刷し直して、昨日プリントしたものと交換しておきました。
 午後も3時間ほど新藤順丈の『墓頭』を読み続けました。香港の九龍城に毛沢東が現れるなどの意外な展開があります。それでも、かなりの資料集めの裏付けがあるらしく荒唐無稽といった感じはしません。第二部の「楽園の寵児たち」の章を読了しました。一冊丸ごと読了するには休日が3日ほど必要と言ったところでしょうか。
 研究費でフランス語の本を買いにいこうと思ってiPad 2で新宿の「フランス図書」のホームページを開いてみました。意外なことが書き記されていたので驚きました。何と2月28日(木)までで営業は終了し、その後は移転する予定だとのことです。(移転先はまだ未定のようです。)私も年に数回立ち寄るていどで余り良い客ではなかったかも知れません。それでも「フランス図書」で買い求めた洋書は研究室や書斎の本棚に並んで懐かしい想い出を秘めているのです。