「流れる水のような心」を獲得したくて作業に集中しました。

 昼前に学生食堂まで出掛けました。B定食の副食+味噌汁という組み合わせの昼食をいただきました。若い人々が集まっていて食堂の中は何とも賑やかです。フランス語の単語に「がやがやいう声、騒音、とよめき」などを表すbrouhaha(ブルアア)という単語があります。この単語を想いだしてしまったものでした。
 昼休みにはドイツ語のN先生と私の二人で4月からドイツ語の非常勤講師として赴任されるH先生と面談しました。使用教科書の件、クラス規模の件、学生のモチベーションの件などN先生の方から説明してくれるので助かります。30分ほど打合せをして過ごしました。その後でN先生はH先生を1階の講師室まで案内していきました。
 午後は1限に試験を実施したフランス語2の採点を続けました。単調な作業です。デビッド・アレンさんの言う「流れる水のような心」を獲得したくて作業に集中しました。単純労働だって大切な仕事には違いありません。少しずつ秋学期の残りの仕事が少なくなるように努力するしかありません。2時過ぎには何とかフランス語2の採点を終えることができました。
 4年ゼミ生の卒論にも少々目を通しました。Sさんの『ナルニア国物語』についての卒論、K君のジャンヌ・ダルクについての卒論、もう一人のK君のラブクラフトの「クルトゥー神話」についての卒論、Kさんの村上春樹の「レキシントンの幽霊」についての卒論などを読みました。近々、卒論発表会も予定されています。楽しい発表会になることを祈っている今日この頃です。