10時半には家を出て別所沼まで散歩に行きました。

takuzemi2013-02-28

 朝の5時ごろのことでしょうか、ふと目が醒めて考えました。以前書いたアラゴンの「『冒頭の一句』を読む」を読み直してみたら、現在書いている「『ブランシュまたは忘却』あ再読する」を書き直すのに役立つのではないかと思ったのです。いったん起きて居間に行き、B7の方眼メモにアイデアを書き留めました。それから寝直して7時過ぎに起きるという朝寝坊になりました。
 朝の起き抜けの時間は以前書いた論文「『冒頭の一句』を読む」をゆっくりと読み直しました。再検討をする必要がありそうなキーワードはA4の紙に書き出しておきました。時々TV5MONDEのニュースを見たりするので作業は捗りません。それでも2時間ほど作業を続けました。言語学者のシービオクは次のようなことを言っています。「私は学者というものは集中して研究に、つまり思索して書くことに打ち込めるのは一日のうち二三時間だと思います。二三時間以上集中できるという学者の言うことにはどこか嘘があると思います。しかしながら問題は残りの時間をどうやって過ごすかということにあります。一人一人の違いが出てくるのはここにおいてです。」
 10時半には家を出て別所沼まで散歩に行きました。すっかり春めいた陽気です。花と緑の散歩道を歩いていると汗ばむほどの温かさです。今日も別所沼にはウォーキングやジョギングを楽しむ人々、また釣を楽しむ人々が大勢集っています。メタセコイアの新緑はまだまだ先のことですが、春の予感が心を軽くしてくれるような気がします。一昨日の26日に別所沼に散歩に出掛けたのはおよそ半年振りのことでした。またウォーキングを楽しむ習慣が復活することを願っています。