何とも冷たい雨が降りしきる朝になってしまいました。

takuzemi2013-03-27

 千葉商科大学でフランス語の非常勤講師として働いていたのはもう20年以上も前のことです。それなのに千葉商科大学が明け方の夢に時々出てくるのですね。その大部分はトラブルが発生する夢とでも言いましょうか。学生たちが大騒ぎして授業が成立しなくなったり、テクストを間違えたまま教室に出掛けてしまったり、教室そのものがどこにあるのか分からなくなったりと色々です。昨日は梶井基次郎の『檸檬』を買ってきて読み始めたところですが、私の存在の内にも外界に対する恐怖のようなものが深く染み付いているのかも知れません。
 何とも冷たい雨が降りしきる朝になってしまいました。武蔵浦和発9時18分の武蔵野線に乗って移動を開始しました。今日は相棒のFさんとの「ランボー読書会」の予定が入っているのです。北越谷で下車してからは元荒川沿いの小道を選びました。桜並木の花もまだ散り始めてはいません。昨日今日の寒さで天然の冷蔵庫にすっぽりと入り込んでいるようなものなのでしょう。傘を差す手が「かじかむ」という感覚を久し振りに感じたものでした。研究室に着いてさっそく暖房を入れました。それでも寒いので足元の電気ストーブも点灯しました。それからGTD(Getting Things Done)のノートを開いて「多文化理解概論」や「ヨーロッパの文学」で語ってみたいテーマを数行箇条書きにしてみました。西洋の歴史の中で見られる残酷物語りをテーマに書いてみたいと思っています。宗教戦争、魔女刈り、コレラの流行などの暗黒面に目を向けてみたい気がします。