木曜3限の文学のハンドアウトを2回分だけ印刷しました。

takuzemi2013-03-31

 朝は居間の壁に貼ってある珈琲問屋のカレンダーを一枚破り捨てて4月の予定を新たに記入しました。明日の4月1日から4日間連続でオリエンテーションがずらりと並んでいます。何時にどこに行くのかが大切です。能率手帳へもオリエンテーションの予定を記入しておきました。学習院大学で行なわれる予定のシェークスピアについての講演会の予定も珈琲問屋のカレンダーに記入しておきました。
 能率手帳に4月の授業の科目名と教室番号を記入しました。なかなか手間が掛かる作業ですが、何時にどこに行くのかが分からないと困ります。今年はフランス語の語学の授業が例年よりも多く入っています。フランス語の?に何名の受講生が集まってくれるかが気に掛かります。例年人数が少なくて授業がやりにくくて困るのです。
 木曜3限の文学のハンドアウトを2回分だけ印刷しました。初回は夏目漱石の初期作品から後期作品への深化を1)思想の深化について、2)文体の変化について、3)小説技法の変化についての3点についてまとめてみました。13101教室は使い勝手が悪いのでビデオやDVDの鑑賞も交えて授業を進めていこうと考えています。第2回は「『吾輩は猫である』を読む」と題してアラゴンが言う「ロマネスクな世界への入り口」としての冒頭の一句や猫の視点から人間世界を見るという「異化効果」などについて触れるつもりです。落差(ギャップ)のある会話が生む滑稽感にも言及したいと思っています。今から新学期の授業が楽しみです。