アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を図書館で読みました。

 演劇論と文学の初回と第2回のハンドアウトを作成しました。文学の方は初回は夏目漱石の初期から後期への変化を辿るものです。第2回は『吾輩は猫である』を分析したものを用意してみました。演劇論の初回はギリシャ悲劇一般に着いてまとめたハンドアウトを用意してみました。第2回にはオイディプス王に付いてのハンドアウトを用意しました。蜷川幸雄演出、野村萬斎主演のDVDを鑑賞してみる予定です。印刷は助手のMさんにお願いしておきました。
 午後の3時過ぎには大学図書館に移動しました。地下の閲覧席で先ずは私のブログの種を書き記しました。防備録のような形で毎日のブログの種をEvernoteに午前と午後の2回に分割して貼り付けています。一種のライフログとでも言うのでしょうか。書き記しておかないと安心できなくなっているようです。
 今日はアラゴンの『ブランシュまたは忘却』を図書館で読みました。第3部の第1章から第3章までです。ノートを開いて重要なページはメモを取りながら作業しました。1時間ほどの時間で数点のメモが取れました。後でこのメモから論文の種が発展させられれば良いのですが。ラルフ・イーザウ著/酒寄進一訳『暁の円卓 失意の歳月』(第5巻・長崎出版)を少々読みました。第4巻の最後でヒロインのレベッカを誘拐されたデービッドが過ごす「失意の歳月」がテーマです。マッカーサー元帥の顧問となったデービッドがニッポンに潜入するところが楽しみですね。