向こうからは朗々と歌う男性の声が聞こえてきます。

 12時30分からはL先生の研究室で文学部国際交流委員会が開催されました。先ずは最初に新年度の予定を確認しました。協定校からの6名の留学生が文教大学に来ています。バックアップ体制は日文科のT先生と英文科のY先生が中心になって固めていくことを確認しました。また協定校派遣留学生への説明会の日程も確認しました。
 13時からは文学部教職課程委員会が3704R会議室で開催されました。編入生の単位認定、新入生の単位認定、認定校留学の終了に伴う単位認定の作業などエクセルの細かいデータと首っ引きの作業が続きます。科目等履修生の出願を判定する作業も片付けて90分と少々で会議は終わりました。
 会議終了後は自分の研究室に戻って明日の授業の準備に取り掛かりました。準備と言ってもハンドアウトの点検と教科書の確認だけの作業です。でも、この作業を片付けておかないと何だか不安な気分が残るのです。
 開け放った研究室のドアの向こうからは朗々と歌う男性の声が聞こえてきます。ネイティブのL先生がCDプレーヤーを聴いているのです。授業で使うのだとG先生が教えてくれました。何でも古英語のメロディーなのだそうです。何とも懐かしい気分にさせられるような音楽なのです。すっかり得をしてしまった気分になりました。