何とも大変な数の受講生諸君が詰め掛けました。

 2限は教育学部人間科学部の年生のためのフランス語1の授業がありました。まだテクストの「えすかるご」の冒頭に入ったばかりです。フランス語の発音を解説するビデオを10分ほど見ておきました。ジャック・プレヴェールの詩「アリカンテ」も紹介しておきました。名作解説では『星の王子さま』について触れる予定だったのですが、こちらは時間切れで断念しました。
 3限の文学の授業では何とも大変な数の受講生諸君が詰め掛けました。13101教室が使い勝手が悪いので725教室に変更したのですが座席を確保できない学生が10数名出てしまいました。授業内容は夏目漱石の初期作品から後期作品に掛けての深化をテーマに語りました。今日の朝方に作ったパワーポイントのスライドが役に立ってくれました。来週のハンドアウトは50部ほど増刷してくれるように助手のMさんにお願いしておきました。
 4限のフランス語5は3名の学生諸君が集まりました。フランス語の1、2、3、4の全てを履修していないと取れないという制約があります。ハードルが高いのですね。英文4年のSさん、中文3年のSさん、そして中文3年のKさんの3人です。テクストの「小さなコント」をゆっくりと読み合わせていきました。2回で完結する笑い話という構成です。後半は「読解からコミュニケーションへ」と題された応用問題と設問があります。使いやすいテクストで気に入っています。名作解説では『星の王子さま』について簡単に触れておきました。キーワードは異化効果、成長小説、壊れ物としての人間・・・などです。