無事に一日が終わったことを神さまに感謝したいものです。

 昼休みには中国文学科4年生のTさんが研究室まで面談に来てくれました。5月13日の月曜日から6月7日の金曜日までの4週間の実習に出掛けるとのことです。小学校での教育実習は教員の挨拶と研究授業訪問との2回を要求されます。時間を調整して出掛けなければなりません。けれどもTさんは埼玉教員セミナーに通っているほどの優秀な方ですから余計な心配はしないで良いでしょう。後は能率手帳に書き込んだスケジュールに従って仕事を片付けるだけです。
 演劇論と文学の受講者名簿を整理しました。演劇論の受講生が269名、文学の受講生が388名です。受講者名簿のコピーを配って学生自身に自己申告をしてもらうのですが、その出欠を毎回原本の受講者名簿に転記しなければなりません。名簿の整理を片付けてから今日の5限のゼミの参考資料をコピーしておきました。卒業生のゼミ生が作ったマインド・マップ、高山宏氏が原稿執筆の叩き台として作った図解と海原純子氏の『こころの格差社会』に出てくるマズローによる「自己実現している人間のパーソナリティー」の3種類を用意しておきました。
 5限の3年ゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を少しだけ読みました。先ずはゼミ生諸君の学生カードを回収しました。それから卒業生が作った『星の王子さま』についてのマインド・マップを見てもらいました。さまざまな二項対立が書き込まれていて大変に面白いものです。最後にイギリス映画『星の王子さまを探して』を20分ほど観て授業を終えました。今日一日は最悪のコンディションの中での授業でした。無事に一日が終わったことを神さまに感謝したいものです。