演劇論ではシェイクスピアのことを概論風に語りました。

 昼休みには725教室まで演劇論のハンドアウトをセットしに行きました。受講者名簿もセットしておいて各自に記入させるようにしています。受講者カードを配布回収して確認するという方法は手間が掛かり過ぎてとても対応できません。時にはイージーゴーイングも可だと思っています。
 演劇論ではシェイクスピアのことを概論風に語りました。生年と没年が1564年、1616年と語呂掛けで覚えやすいことを語りました。それからエリザベス女王の時代背景を語りました。「楽しきイングランド」と呼ばれた時代のことです。最後にDVDの「恋するシェイクスピア」を30分ほど観ておきました。
 4限の4年ゼミでは先ずはS君の発表がありました。ヨーロッパのサッカーと文化に付いての分析です。特にフランスのサッカーに付いての重点を置いて調べてきてくれました。ブラックアフリカンの植民地の血を引く選手たちも少なくありません。人種差別に対するジダンなどの態度にも言及してくれました。もう一人の発表はN君の発表です。N君は「西洋の怪談」と題してゾンビとドラキュラに付いて調べてきました。図書館の文献を参照すればもっと面白いものになるという印象でした。次の発表の後は『ちくま評論選』の中の小浜逸郎氏の「期待の構造」を輪読しました。なかなか難しいテクストで難儀しました。最後にA4の紙を配ってゼミ生諸君の近況を書いてもらってお開きにしました。(写真は出津橋の風景です。鯉のぼりが沢山並んで泳いでいます。)