今日はグーテンベルグの印刷術についてのDVDを見てみました。

 図書館の司書のHさんが研究室の蔵書の点検にやって来ました。まだ登録されていない蔵書を研究室の本棚から探し出すのです。私にはどれがどれやら分からないのですが、Hさんの目には該当する書物を立ちどころに選別する能力が備わっているようです。Hさんは助手さんも伴ってやって来て山ほどの書物をキャリアーに積み上げて図書館に移動していきました。Hさんの異能とも言うべき特殊能力にすっかり感心させられてしまいました。
 学生諸君に配布して小テストをする際に使うA4の紙があります。研究室にも置いておいてメモや箇条書きを作るときに愛用しています。この小さな紙にTODOリストを書き出してみました。出勤簿の押印、来週の基礎演習のワークシートのコピー、来週の基礎演習の教材研究、午前分のブログ種、そのデジタル化・・・と言った具合です。完了した仕事は横線を引いて抹消していきます。頭の中にある気に掛かることを書き出すということで仕事が捗るようになりますね。
 5限の3年生のゼミまで待ち時間がたっぷりとあります。赤ペンを自宅に置き忘れてきてしまったので文教サービスまで買いに行きました。レジの前には大勢の学生諸君が並んでいます。赤ペンが必要なのは『星の王子さま』のハンドアウト作成にそろそろ取り掛からねばならないと考えたからです。生涯学習センターの講座が近づいているのです。すでにかなりの枚数の「星の王子さまを巡る考察」という原稿ができています。この原稿の飲用部分に原文のフランス語を書き加える作業を済ませました。
 5限の3年生のゼミでは『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。作者と語り手とは違うのだということなどを学びました。今日はグーテンベルグの印刷術についてのDVDを見てみました。彼の発明は1.活字2.インク3.ワインプレスの印刷への応用とのことで大変に面白いものでした。グーテンベルグも自宅に大量のワインを貯蔵していたことが裏付けられているとか。ワインを絞る道具を印刷に応用するなんて天才ですよね。