『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』を読了しました。

 1限の英語研究基礎演習は3503コンピュータルームで『知へのステップ』の第6章の「インターネットを利用した事項調査の基礎と情報の整理」に付いて学びました。先ずは国立国会図書館のホームページからOPACを利用する方法を学びました。関西国際大学のホームページやグーグルのホームページを閲覧して事項調査の基礎を押さえておきました。情報処理課に移動して今後の基礎演習を終講までコンピュータルームで行うことにしておきました。教育支援課に移動して教室変更の掲示もお願いしておきました。
 11時半には学生食堂に移動しました。今日のメニューには日替わり健膳のご飯抜きを選んでみました。メインは天麩羅の盛り合わせです。それに冷や奴、煮物、ひじきの煮染め、味噌汁などが付きます。食事を終えて研究室に戻り能率手帳を開いて来週の演劇論のテーマ「女王は名優だった」と文学のテーマ「漱石の『道草』を読む」を書き込んでおきました。顧問会議の予定なども書き込んで、頭の中がすっきりした気分になりました。
 山内宏泰さんの『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』(星海新書)を読了しました。山内さんのアイデアには2点があると思います。一つは上野の国立美術館の「常設展」を学びなおすための場として選んだことです。二つ目はアートコンシェルジュの男性を登場人物に選んだことですね。筆者の外に置かれた人物との対話を通じてアートを語るという構造のおかげでずいぶんと作品に奥行きが出たように感じられます。