「Kotoba」の特集「夏目漱石を読む」で楽しめそうです。

 2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。今日は「ランボー読書会」とは言うものの実はローデンバックの『死都ブリュージュ』を読みました。ローデンバックの文体は読者を戦慄させるような何かがあるように感じました。「うずくまる」とか「ちぢこまる」などの身体的表現が頻出するのもその文体の特徴だと感じました。相棒のFさんは明日ローデンバックに付いて小発表を行う機会を持つとのことです。大いに頑張って欲しいものです。
 学生食堂でA定食を食べました。カツ煮定食です。ご法度のご飯も少しばかり食べてしまいました。研究室に戻って先日開催された文学部国際交流委員会の議事録を作成しました。委員長のL先生に添付ファイルを付けて送っておきました。これから5限の3年生ゼミまで2時間ほどの待ち時間があります。「Kotoba」の特集「夏目漱石を読む」で楽しめそうです。
 5限の3年生のゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。今日は55ページの指標「語りの技法」から入りました。語りには省略法、後説法、要約法・・・などのテクニックがあることを学びました。「書物は作者と読者が出会う特権的な空間となる」(p.59)という言葉もあります。最後はオルセー美術館のシリーズから印象派のヌード絵画の伝統に付いてのビデオを25分ほど観てもらいました。最後にゼミ生の諸君にビデオの感想を書いてもらってゼミをお開きにしました。