1限の英語研究基礎演習は3503コンピュータ教室で行いました。

takuzemi2013-06-12

 台風が関東地方に接近しつつあるとのことです。朝から本降りの雨です。バックパックに荷物を詰めて大きな傘を持って7時半には家を出ました。武蔵野線の車中では立ったまま車窓の外の風景を眺めて過ごしました。大学に着いて1限の授業のワークシートを確認しておきました。今日は分かりやすいレポートを書くための工夫を学ぶことになっています。
 1限の英語研究基礎演習は3503コンピュータ教室で行いました。遅刻してくる学生が多いのが気に掛かりました。電車が台風のために遅れているのでしょうか。2枚のワークシートを最初に配布してしまうと、後はワークシートに解答を書き込むだけで授業が展開できます。学生食堂の人気メニューに付いて調べた調査のデータを表とグラフにまとめます。そのデータを読み取って小さなレポートにまとめて提出するのが今日の課題です。
 基礎演習の授業が終わり研究室に戻りました。来週の演劇論と文学のハンドアウトを作ってしまうことにしました。演劇論は「カーニヴァルとコンメディア・デッラルテ」をテーマにするものです。文学の方は漱石の『行人』を一郎の視点からではなく、二郎と直の視点から読み直すというものです。当然、二郎と直の恋愛感情が存在するという読解になりそうです。なかなかスリリングな解釈になりそうな予感がします。伊豆利彦著「『行人』論の前提」を抜き書きして作ったハンドアウトです。