ゼミの始まる午後の5限を待つ時間がたっぷりとあります。

 ゼミの始まる午後の5限を待つ時間がたっぷりとあります。助手のMさんが淹れてくれた珈琲を頂きながらB6の京大カードの膨大なデータに目を通しました。先日は昔好きだった歌の歌詞カードが出てきたものでした。自宅に持ち帰って朝方、居間で歌ってみたら家人から五月蠅がられてしまいました。大学のピアノ棟でも借りて歌を歌えば良いのかも知れません。
 このところ気に入っている本を繰り返して読むという習慣が身に着きました。今日は山内宏泰著『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』(星海社新書)を読んでいます。上野に足を伸ばしてみたくなるのは国立近代西洋美術館があるからなのか、それとも立ち飲みのお店「たきおか」があるからなのか良く分からなくなることがあって困ります。恐らく美術館と「たきおか」の両方があるから上野という場所が気に入っているのでしょう。
 5限の3年生のゼミでは4年生のゼミで順調に続いているゼミ生の発表の内容を紹介しました。なかなか最近は充実してきていると担任自身も感じています。3年生のゼミも発表を中心にシフトしていきたいと考えています。今日はTさんの「『セビーリャの理髪師』権威主義実力主義」と題した発表がありました。主人公のアルマビーラ伯爵が実力主義、そして恋敵のバルトロが権威主義ですね。発表が終わってから、マリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。今日は脱線が多くて輪読は余り進めませんでした。「Cool Japan Expo」のビデオを20分ほど観てゼミを終えました。