来週の演劇論と文学のハンドアウトを作成しました。

takuzemi2013-06-26

 朝の7時半には家を出ました。バックパックの中身は最小限を心掛けたつもりです。それでも意外と重く感じられます。今日も傘が手放せないお天気です。武蔵野線の車中は混雑していて、とても座席を確保できる状態ではありません。大学に着くまで、じっと我慢すると決めました。
 今日の1限の英語研究基礎演習もコンピュータ教室での授業です。今回配布したワークシートは解答を穴埋めするものではなく、ワードとエクセルのシートを読み込んで学生諸君が加工するというものです。「自学自習」というキーワードが当てはまりますが、今日の学生諸君に要求されるものがまさしくそれです。ただし、クラスの友人たちとの対話は大切です。知っている者が知らない者に知識を伝えることで全体としての理解が深まります。今日の授業はこの方針で行ってみました。授業終了までには全員がレポートを無事に提出することができました。
 来週の演劇論と文学のハンドアウトを作成しました。演劇論ではロマン派の大作家ユゴーを2回に渡って語ってみるつもりです。そして文学では「通俗論理の周辺」と題して文学に色々と思いを巡らしてみたいと思っています。ハンドアウトの目次を少々紹介しましょう。人はなぜ物語を作るのか?、物語は人生を我々に説明する、説明体系としての物語、単純化と予定調和、メロドラマの論理→通俗論理の展開、タイムマシンはなぜ故障するのか?→物語における通俗論理・・・などなどです。