A4の紙があれば着実な仕事ができると私は考えています。

takuzemi2013-06-28

 私は臆病者なので薄氷を踏むような気持で毎日の授業に臨んでいます。そんな臆病者の私に向いた仕事のノウハウがあるだろうかとあれこれと考えてみました。何度も繰り返して読みたくなる愛読書となったドミニック・ローホーさんの『「限りなく少なく」豊かに生きる』(講談社)の目次がヒントになりそうです。次のような項目が並んでいます。一度にひとつのことだけをする、みんなと一緒より「自分らしく」を優先する、現在に集中しよけいな心配はしない、自分に対して「幻想をもたない」ようにする・・・などと私にとって大変に役立ってくれそうな項目が並んでいます。
 これに加えてデビッド・アレンさんの提唱するGTD(Getting Things Done)の手法も役に立ってくれそうですね。この手法は「頭の中の気に掛かることをすべて紙やコンピュータなどの外部の記録媒体に書き出すこと」を勧めています。すると頭の中が空っぽになって、また新しいことを考え始めることができるとアレンさんは言うのですね。
 私は頭の中の気に掛かることを書き出すのにコンピュータではなくて、もっぱらA4の紙を利用しています。毎日のTODOやマインドマップ、そして授業計画を練るための箇条書きの数々ですね。これらはドミニック・ローホーさんの言う「リスト作り」という言葉にも合致するものです。A4の紙があれば臆病者にも着実な仕事ができると私は考えています。こうしたノウハウを身に付けていけば、臆病者から着実な人間への変身も可能なのかも知れません。