「蜜柑」や「トロッコ」などを分析的に読んでみたいと思っています。

takuzemi2013-07-03

 朝は5時半に目が醒めました。そのまま布団の中で大の字になって横たわっていたら、あたかも天啓のように「3年4年のゼミで文学テクストを読んでも良い」という声が聞こえてきました。私は春学期には「文学」を、秋学期には「ヨーロッパの文学」を担当しています。つまり厖大な量の知的資産の蓄積があることになります。これを有効利用しなければ損でしょう。慌てることはありませんが、ゆっくりと計画を練って、ゼミで芥川龍之介の「蜜柑」や「トロッコ」などの短編を分析的に読んでみたいと思っています。新しい「次の一手」が頭の中に浮かんだ時には幸福感や万能感が津波のように押し寄せてくるような気がします。
 1限の英語研究基礎演習の授業と取り組みました。今日も3503コンピュータ教室を使用しています。今日は『知へのステップ』の第11章「プレゼンテーションの準備をする」という部分を学びました。2枚組のワークシート、先週のレポート、学生による授業アンケートの4点セットで配布しました。ワークシートは1枚目が夏休みを利用して国内旅行に行くか海外旅行に行くかのメリットとデメリットを比較しようというものです。学生諸君に実際にプレゼンテーションをさせてみたら圧倒的に国内旅行を選んだ者が多いのに驚きました。そこで私が海外旅行のメリットを列挙したプレゼンテーションを試みにやってみました。最後に授業改善のためのアンケートを書いてもらい、袋に詰めて教育支援課に提出しておきました。